コラム
2025.03.23
『階段はLDKにあったほうがいい?家族のつながりと暮らしやすさを考える』
間取りを考えるとき、「階段はどこに配置するか?」というのは意外と悩ましいポイントですよね。
特に多くの方が気になるのが、**「階段はリビングの中にあった方がいいの?」ということ。
昔は玄関ホールや廊下に階段を設けるのが一般的でしたが、最近はLDKに階段を設ける“リビング階段”**が増えています。
今回は、**リビング階段のメリット・デメリットを踏まえた上で、どんな暮らし方に合っているのか?**をお伝えします!🏡✨
🏠 リビング階段とは?
リビング階段とは、LDKの中に階段を設ける間取りのこと。
家族が必ずリビングを通って2階に上がるようになるため、「家族とのつながりを大切にしたい」という方に人気のスタイルです。
✅ リビング階段のメリット
① 家族の顔が自然と見える安心感
子どもが大きくなると、帰宅してすぐに自室へ…ということも増えてきますよね。
リビング階段なら、必ずリビングを通る動線になるため、家族とのコミュニケーションが自然と生まれます。
「おかえり!」
「今日はどうだった?」
…そんな日常のひと声が、家族の距離をぐっと近づけてくれます😊
② デザインのアクセントになる
階段をインテリアの一部として設計することで、空間に立体感が生まれ、おしゃれなLDKに仕上がります。
特に、スケルトン階段(抜け感のある階段)や木製の踏板など、素材や形状にこだわることで、LDKの主役級アイテムにも!
③ 空間を有効活用できる
廊下を減らしてLDKに階段を設けることで、限られた面積を効率的に使えるのもポイント。
階段下のスペースを収納やキッズスペースに活用することも可能です◎
⚠ リビング階段の注意点(デメリット)
もちろん、リビング階段にもデメリットがあります。
生活スタイルや家族構成によっては、向いていないケースもあります。
① 冷暖房効率が下がることも
階段がリビングにあると、空気が上下階に抜けやすくなり、夏は冷気が逃げ、冬は暖気が上がってしまうことがあります。
💡 対策例:
• 高断熱・高気密の住宅性能を確保する(UA値・C値が大事!)
• シーリングファンや空調の配置を工夫する
• 開閉できる建具をつける
② 音やにおいが上階に伝わりやすい
リビングと階段が直結していると、生活音やにおいが2階に届きやすくなるという面も。
音に敏感な方や、静かに過ごしたい部屋が2階にある場合は工夫が必要です。
🏡 リビング階段はこんな方におすすめ!
✔ 家族とのコミュニケーションを大切にしたい
✔ 子育て中で、子どもの様子を常に感じていたい
✔ スタイリッシュな空間デザインにこだわりたい
✔ 家全体をつなぐような一体感のある間取りにしたい
🔍 階段の配置は「暮らし方」から考えるのが正解!
結論として、階段をLDKに設けるべきかどうかは、「どんな暮らしをしたいか」で考えるのがベスト。
もし、
• 静かな書斎が欲しい
• 夜勤など生活リズムが違う家族がいる
• 2階に賃貸や店舗スペースを設ける
…というような場合は、リビング階段ではなく独立階段のほうが向いているケースもあります。
💡 POINT!
間取りは“正解”があるわけではなく、自分たちのライフスタイルに合った配置を選ぶことが一番大切なんです。
🏠 まとめ – リビング階段は「つながり」を生む設計
✅ 家族の気配を感じられる
✅ 空間にデザイン性と立体感を生む
✅ 限られた面積を効率よく使える
リビング階段は、家族のつながりを大切にしたい方にぴったりの選択肢。
ただし、冷暖房や音の対策もしっかり考えることがポイントです。
LHGでは、お客様の暮らしに合わせた最適な階段の配置や設計をご提案しています。
「自分たちにはリビング階段が合うのかな?」
「おしゃれな階段のデザインも気になる!」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください😊
“ただの階段”ではなく、“暮らしのつながりを生む階段”へ。
あなたらしい住まいの形を、LHGと一緒に見つけていきましょう✨