コラム
2025.09.29
『衣替えシーズンの“散らからない家”収納術』
衣替えシーズンの“散らからない家”収納術
衣替えのたびに玄関がごちゃつく…その原因の多くは、動線と置き場所が合っていないこと。LHG ARCHITECTSは、玄関(土間・SIC)とファミリークローゼット(以下、ファミクロ)をひと続きの家事動線で設計し、造作収納で“置き場所の迷子”を無くします。今日から整う実践ポイントをまとめました。
1|玄関を「3ゾーン」に分ける
- 汚れゾーン:ベビーカー・アウトドア・部活道具。土間側に集約し、ホース水栓やモップ掛けを近くに。
- 日常ゾーン:よく履く靴/通勤・通学のアウター。腰高〜目線下に可動棚+ハンガーパイプ。
- 待機ゾーン:季節外の靴・来客用スリッパ・非常用。高所棚や吊戸でOK。
目安寸法:靴棚奥行30〜35cm/棚ピッチ25〜30cm/コート掛け高さ160〜170cm/ベビーカー幅〜60cm・奥行40〜90cm(製品により異なります)
2|“散らからない”玄関収納の定番レイアウト
- 造作ベンチ+フック:座って脱ぎ履き→アウターは即掛け。床置き減で清掃もラク。
- 鍵・印鑑・学校提出物のニッチ:投げ込みを防ぐ「書類ステーション」。
- 充電ステーション:コードレス掃除機などのコンセントを収納内へ。
- 外付けブラインドや室内窓:採光と目線コントロールで玄関の“見せ場”を作る。
3|ファミクロは“家族別×頻度別”が基本
衣替えで詰まるのは、収納の「誰の・どこへ・どう入れる」が曖昧だから。家族別の列と、頻度別(上:年数回/中:週数回/下:毎日)でゾーニングします。
- ハンガー比率:畳むより掛けるを増やすと家事が激減。子どもも自走しやすい。
- 引き出し深さ:日常は浅型(Tシャツ・小物)、ニット等は中深型。
- 通気・除湿:24h換気+サーキュレーター設置余地。除湿剤は高所棚に。
4|衣替えワークフロー(最短20分/人を目指す)
- 選別:サイズアウト・傷み・今季未使用は“保留箱”へ。
- ケア:洗濯・クリーニング→完全乾燥してから収納。
- 収納:季節外は透明コンテナ+ラベルで上段へ。来季の“最初に着る服”だけは手前に。
- 入替:日常エリア(下段)に今季の服を移動。空いた場所は次の季節の“仮置き”に。
ラベル例:「子A_秋冬_トップス」「ママ_夏_ワンピ」。QRラベルや色分けも効果的。
5|玄関→ファミクロの“時短動線”をつくる
- ただいま手洗い:玄関横に独立洗面。タオル収納を動線途中に。
- 荷物の引き算:ランドセル・ヘルメット・部活バッグは玄関で完結。リビングに持ち込まない。
- 洗濯動線:ファミクロ↔ランドリーを隣接。干す→しまうを2歩以内に。
6|よくある失敗と回避策
- 通路が狭く詰まる:要所でベビーカー回転や荷物通過を想定し幅ゆとりを確保。
- “一時置き”が床に溜まる:フック・浅棚・トレーを玄関〜ファミクロの動線上へ。
- 湿気・におい:土間は拭きやすい素材+換気計画。靴は“乾燥→収納”を徹底。
- 季節物が迷子:透明ボックス+大きめラベリング。保管場所は上段に固定。
7|チェックリスト(今日から整う)
- 玄関を「汚れ/日常/待機」の3ゾーンに分けた。
- 家族別×頻度別で掛ける収納を増やした。
- ランドセル・書類のステーションを玄関に設置した。
- 衣替えのラベル・保留箱を用意した。
- 玄関→手洗い→ファミクロ→ランドリーの時短動線がある。
まとめ|“置き場所”が決まれば散らからない
衣替えシーズンこそ、動線と造作で暮らしは整います。LHG ARCHITECTSは、玄関とファミクロを一体で設計し、家族が自然に片づけられる“仕組み”をご提案します。住まいに合った寸法・造作案まで、お気軽にご相談ください。


